食堂かたつむり  小川 糸

同姓していたインド人に家財道具を全て持っていかれ
失語症に陥った主人公
実家にもどり一日一組だけ受け入れる食堂を開業し、
不思議な体験と思いもよらない真実に直面していくのだが・・・・

食堂かたつむり

         食堂かたつむり



テレビ番組で取り上げられたらしく、
それを期待した読者からは辛口の批評をされている本ですが、
僕は個人的には考えさせられる一冊でした。


『食』に対する表現が豊かで、
普段の生活で

『食』=『生理的欲求を満たすための行為』

と、なりがちな人が
忘れていることが書かれています。

抽象的な表現を乱用しすぎたりしりところもあり
多少は読みにくさもあるけれど、
逆にそれが、不思議な世界観を作りだしている
ところもあり・・・


読みながら、
辺見庸 『もの食う人々』を思い出してしまいました。

(全然違う!!って否定する人もいるとおは思いますが・・・)


もの食う人びと (角川文庫) (文庫)


是非皆さんも『缶詰工場の話』を読んで、
違和感を感じてみてください。

って、別の本の紹介になってしまった。

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