地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」細谷 功 (著)

地頭力を鍛える
いろんな雑誌で『地頭力』と書いてあるのを見るので、
とりあえず読んでみました。
正直・・・・
読んでみて、「綺麗にまとまった文章だな」という感想だし
勉強になるなーとも思ったんだけれども、
『説明できない腑に落ちない感』が頭の裏っ側にこびりついて
なんだろう?と、
モヤモヤしていました。
■本の内容は、
近年のインターネットの登場による検索依存
↓
何でも検索してコピー&ペースト
↓
考える力・地頭力が低下
↓
鍛えるための「フェルミ推定」
↓
フェルミ推定は素晴らしい♪
超簡単に書くとこういった感じですが、
ちなみに、フェルミ推定とは
「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」
「日本全国に電柱は何本あるか?」
「世界中で1日に食べられるピザは何枚か?」
こうした荒唐無稽とも思える問いへの解答を
導き出す考え方のプロセスを問う問題で
ノーベル物理学賞受賞者でもある、
エンリコ・フェルミに由来しています。
僕なりのモヤモヤ感というのは、
「地頭力を鍛えるのにどうしてフェルミ推定を推奨するのか?」
にあるのだと思います。
確かに多くのフェルミ推定の答えは通常の検索では出てこないが、
フェルミの理論を使ったとして回答時にプロセスが大きく外れれば、
大きな失敗をする可能性も出てくる。
推定に必要な因子の選定自体が誤っていても正解が出てしまう可能性もありうる。
このあたりに関してどうしても荒い感じがして・・・
あたかもフェルミの理論が万能かのように書かれていますが、
なんとなく 地頭力を鍛える=フェルミ推定
というロジックに危うさを感じてしまうのです。
(推奨するのがそれ一つというのはおかしいだろう?と・・・)
こんな本もあります。まだ読んでいないのですが・・・
広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス
フェルミのパラドックス

僕のモヤモヤ感を解消してくれる一冊になるのでしょうか?
とある分野に対して批判的な本は
どの業界でも出ていますが、
「地頭力を鍛える」を読んでこの本が次に読みたい本になっていました。
ここまで批判しときながら、フェルミ推定の考え方は個人的に好きで、
この本の考え方は現代社会に欠かせない考え方の一つだと思います。
と、最後になって悪い癖である八方美人さがでてしまいました。
皆さんはどう思われるのかは実際に読んでみてください。
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